作文練習

真理を記載しています。

非社会的労働者

昨夜は悪夢に魘された。

研究室で実験している夢であった。

 

未だに私は大学で研究をしていた日々を苦々しく思っており、だからこそ学生生活に終止符を打つという節目を寿いだのだと思う。先程その頃の自分の文章を読み返して、そのような心境であったことが思い出された。

 

machitomu.hatenablog.com

 

労働者として過ごすことは、正直研究者として過ごしていた時期よりは心穏やかで、まだ夢に見るような経験をしたことはない。

一方でやや辟易している面もある。

 

最近自覚したのだが、私が幸せを感じやすいのは自分の感情が高まっている時というよりは寧ろ平静としている時で、特にゲームしたり動画見たり漫画読んだりで思考を回さずに時間を溶かしているようなのが余暇の大部分を占めていないと辛くなる。

人と会って何かするのも時々は欲しいが、本当に時々で良い。

後は一人で何かに没頭して時間を忘れたい。

 

労働者として生きているとそういった時間がかなり少なくなる。勤務時間に人と関わらなければならない分、余計に孤独を欲している。

孤独を希いながら平日を過ごし、平日の到来を恐れながら休日を溶かしている。

この生活にどれほどの持続性があるのか、私にも分からない・

 

社会人とはよく言ったもので、どうやら私は継続的に社会で労働していくことが難しいのかもしれない。